アキバ住み

いつかは電気街

COMIC ZINが最近楽しい

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秋葉原に同人誌ショップは数あれど、ZINほど毎週行って楽しめるところはなかなかない。

ZINはとらのあなを始めとする同人ショップと比べると店舗も広くなく蔵書量も多くないわけですが、他の店舗では扱っていない一般向け同人誌が多数揃ってます。
エロ同人はエロ同人で他のとこで取り扱ってないのもあった気がするけど、ちゃんと見てないので分からない。とにかく一般向けのニッチな作品が多い。専有面積も徐々に広がってきてる気がするのだけど。

同人誌というとエロ同人を想像することが多いと思うし需要もきっとそっちのほうが多いんだろうけど、一旦自分の中の欲情を抑えて冷静にZIN店舗内を見渡すと魅力的な作品が多いことに気がつくはず。魅力的なというか他の人に理解されづらいものというか、好きだけどわざわざ同人誌を買うほどのものか的ジャンル。グルメ系とか廃墟とか研究成果ものとか。
同人誌即売会で目当ての物を狙っている時に素通りしてしまうものでも、改めて店舗でじっくり見本を手にとって見ると意外に面白かったり、自分はこっちの嗜好があるんだ的な発見があったりします。

ZINは最初から購買目的で寄ることはあんまりなくて、たまに入る程度。だったんだけど、行く度に件の一般向け同人の品揃えが変わってることに気付いてちょっと楽しくなってきた。
大手サークル中心に扱うとらのあなメロンブックスだと中・大型の即売会イベントがないとなかなか品揃えが変わらないからこうはいかない。そもそも大手のものだと調べて既に知ってるものが多くて、発行日が古いものの在庫がぽんと出てきて品揃えが変わってもそれを品揃えが変わったと認知しないってのもあるのかもなぁ。そうするとそういうニッチなのでも知ってればじゃあ毎週行っても変わり映えしないんじゃないかとも思うけど、それはそうなのかもしれないw
ただジャンルがニッチであるが故知ってる人も少ないだろうから多くの人には毎回新しい発見があるのではないかと。

一般向け同人誌は嗜好品だ。その筋を好きな人でないとなかなか購買に結びつきにくいものだけど、上述したとおり手にとって見てみると気づきがあるので是非ZINに行って自分の性癖を見つけてほしいと思う。